2025年6月24日7:48
デジタルガレージは、TISと広島銀行が、地銀向けに展開する、請求書受領・支払等の経理業務効率化プラットフォーム「DX Connect Gate」に、B2B決済サービス「DGFT請求書カード払い」を基盤とした請求書カード払いサービス(BIPS:Business Invoice Payment Service)の提供を開始した。
また、同プロジェクトの第一弾として、広島地元企業向けDXデジタルソリューション「〈ひろぎん〉Smart Fine」へ請求書カード払い機能を実装した。
中小事業者では、日常的な請求書管理や支払い管理等の経理業務において手作業が残るケースがある。また、経理業務をシステム化した場合も、取引先が異なるサービスを利用していることから、データ連携がスムーズに行えずにアナログな作業が残るケースは少なくないという。
そのような経理業務の課題を解消し、中小事業者の資金管理の最適化を支援する、DXプラットフォーム「DX Connect Gate」を各地方銀行へ向けて展開するにあたり、デジタルガレージの「DGFT請求書カード払い」を基盤とした請求書カード払い機能(BIPS)を連携することで、従来の金融機関による融資とは異なるカードスキームを活用した資金繰り手段を提供し、中小事業者のさらなる成長を後押しするとした。
そして、このほど「DX Connect Gate」プロジェクトの第一弾として、広島銀行が複数企業との協働により提供を開始する「〈ひろぎん〉Smart Fine」に、請求書カード払い機能を実装した。
「DX Connect Gate」は、①受領請求書の一元管理機能で業務効率化、②支払手段の多様化、請求書カード払い機能の提供、③経営・財務データの可視化による経営判断スピードの向上、④既存環境を活かした段階的なシステム導入が可能、といった特徴がある。
また、「〈ひろぎん〉Smart Fine」の請求書DXサービスは、請求書を受取後、AI-OCR等を使いその内容を自動でデジタル化する。また、データの自動連携機能で請求書データを決済DXサービスに自動連携するという。
さらに、決済DXサービス(「DGFT請求書カード払い」を基盤としたBIPSを含む)は、請求書DXサービスにより自動連携された請求書データで、シームレスに決済・支払が可能だ。また、請求データの一元管理ができ、業務の効率化や支払漏れの防止ができる。さらに、支払手段は銀行振込や請求書カード払い(BIPS)など、企業ニーズに応じ選択が可能だという。これらにより、経理担当者は手作業による管理・支払処理が不要となり、一覧画面からの操作で振込手続きが完了する。
このコンテンツは会員限定となっております。すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
会員登録(無料)をご希望の方は無料会員登録ページからご登録をお願いします。