2010年8月18日 15:31
高松琴平電気鉄道(ことでん)と東芝ファイナンスは8月18日、東芝ファイナンスが「IruCa」電子マネーの加盟店開拓、決済端末のリースを行うことで合意したと発表した。IruCaはことでんが発行する交通系電子マネー。
ことでんはIruCaの地域カード化を推進するため、経済産業省の補助金を活用して中心地の商店に決済端末を設置しIruCa電子マネーの利用環境を整備するなど、商店街と連携した地域活性化に取り組んできた。一方、東芝ファイナンスは、飲食店や専門店などの電子マネー加盟店募集を全国の鉄道事業者と提携して行ってきた実績がある。
今回の契約締結により、東芝ファイナンスはこれまで培ったノウハウをベースとして、ことでんの加盟店開拓を積極的に推進し、IruCa決済利用エリアの拡大を推し進める。また、東芝ファイナンスは決済端末のリースにも対応しており、今まで個別に行っていた決済端末のリース契約と加盟店契約を「リース+加盟店」契約として一本化する。これによりIruCa電子マネー決済の導入は今まで以上にスムーズ&スピーディとなり、導入を希望する事業者の煩雑な事務手続きを軽減するという。