2015年8月20日7:09
MasterCardは、2015年9月1日付けで日本地区社長にナンダン・マー氏を任命すると発表した。マー氏は現在、ロンドンでロイヤルティ・ソリューション部門のグループ・エグゼクティブを務めている。
新たに日本地区社長に就任するマー氏は、日本の業務全般を統括し、提携先顧客企業とのさらなる関係強化を図りつつ、ブランドの認知向上および、カードの利用促進と加盟店数の拡大を図るという。
マー氏は 2010年にグローバル・コンシューマー・クレジット部門のグループ・エグゼクティブとしてMasterCardに入社した。2012年からは、ロイヤルティ・ソリューション部門の担当として、事業の発展や競合優位性を確立することでビジネスを拡大し、16市場を統括してきた。MasterCard入社以前は、南アジア、中東、ヨーロッパそしてアフリカの銀行において個人向け、法人向けさらに投資銀行業務など、複数の事業を担当してきた。
現在の日本地区社長を務めるロバート・ルートン氏は、引き続き日本で新体制への移行を支援し、新たな経営体制への移行を見極めた上で年内にニューヨーク、パーチェスの本社で戦略と競合情報分析部門のグループ・ヘッドに就任するという。ルートン氏はニューヨーク本社で会社全体、商品、そして地域戦略の開発を担い、事業戦略と競合情報分析や他の関連部門との連携を担当する。
ルートン氏は 2010年にMasterCard日本地区社長に就任。日本市場における中心的企業との強力なパートナーシップは、プリペイド・カード・プログラムやPriceless Japan(プライスレス・ジャパン)など、複数の事業の立ち上げにつながり、成功を収めたそうだ。