2015年8月27日8:33
ビザ・ワールドワイド・ジャパンは、2015年8月26日に、サラリーマンが数多く集まるJR品川駅構内において、お小遣いや家計に関するカウンセリングを無料で受けられる「サラリーマンお小遣い診療所」を開設した。
所要時間5分で適正なお小遣いがわかる
診断結果は「診断書」として発行
品川駅構内の「サラリーマンお小遣い診療所」では、4つの診察室を設置。カウンセラーがタブレット型の「サラリーマン適正お小遣い診断ツール」を使い、金銭感覚と適正なお小遣いのチェックを行った。所要時間5分程度の診断で、お小遣い診断が可能だ。
参加者は、「年齢」や「年収」、「会社での役職」、「現在のお小遣い額」といった質問を入力後、「家計簿をつけたことがあるか?」「ギャンブルが好きだ」など、金銭感覚やお金の使い方についての質問に「はい」および「いいえ」で回答。
診断結果は「診断書」としてその場で発行。お小遣い額の見直しや値上げ交渉、今後のお金の管理に役立ててもらうことが可能だ。たとえば、診断結果が現在のお小遣い額よりも多ければ、より多くのお小遣いを得るための交渉材料として活用することができる。
なお、「サラリーマン適正お小遣い診断ツール」は、ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏が今回のために監修・制作した。ブースでは、横山氏との個別相談の時間も設けられ、お小遣いについての直接悩みの相談、改善のアドバイスも行われた。
サラリーマンのお小遣いは希望より1万7,386円少ない
デビットカード保有者はお小遣いの値上げ額が非保有者に比べ多い
Visaがマクロミルの監修のもと行った調査によると、30~50代サラリーマンのお小遣い平均は3万1,091円。希望額の4万8,477円との間に1万7,386円もの乖離があり、お小遣いに不満を抱えるサラリーマンは約2人に1人となった。一方で、既婚女性にも同様の質問をし、妻が妥当と考える夫のお小遣い額を聞いたところ、3万1,193円と現状のお小遣い平均額とほぼ変わらず、今後もお小遣いの据え置きが想定される結果となったそうだ。
また、お小遣いの交渉を行ったサラリーマンは36.5%、実際に交渉を実施したサラリーマンは35.3%と、7割以上がお小遣いの値上げを考えたことがあるそうだ。
「サラリーマンお小遣い診療所」では、診断後にVisaデビットの紹介も実施。Visaでデビットであれば、“お小遣いの管理もマメにできる”ことをPRした。Visaの調査では、ブランドデビットカードの保有者と非保有者でお小遣い管理を比べた結果、保有者がスマートホンのアプリやパソコンのExcel、通帳やお小遣い帳など何らかの形で管理をしている割合が約4割に対し、非保有者は75%以上がお小遣いの管理をしていないと回答していることが分かったそうだ。ブランドデビットカード保有者はお小遣い管理がマメで、お小遣いの値上げ額が非保有者に比べ多い傾向があることが判明したという。