2016年3月30日21:15
ダイドードリンコは、スマートフォンにより、利用者と自動販売機をつなぐ新サービス「Smile STAND」を導入すると発表した。2016年4月より、同機能を搭載した自販機を試験的に東京・大阪で約800台設置。その後、2016年度中に全国で約5万台に拡大し、2018年度までに合計約15万台に広げ、自販機プラットフォームビジネスを展開するという。
同社では、これまで自販機により「ルーレット機能」や「おしゃべり機能」による飲料購入、社会には緊急時に飲料を無償で提供する「災害救援自販機」といったインフラサービスや、飲料の購入によって募金ができる「募金自販機」を通じた社会貢献活動の機会を提供してきた。
今回、より自販機の存在価値を高めるべく、スマートフォンを介した“お客様と自販機の新たな関わり方”を創造し、自販機を利用者の生活にもっと身近な存在にしていきたいとしている。
展開するサービスの第一弾として、2016年4月1日にiOS、Androidに対応した専用アプリ「DyDo Smile STAND」をリリースする。同アプリでは、対象の自販機で商品購入後、スマートフォンをかざせば、1円につき1ポイントを貯めることが可能だ。また、貯めたポイントは、非日常的なプレミアム体験や最新家電といった豪華賞品が当たるスロット等のコンテンツで利用できる。
なお、ポイントを貯めるには、スマートフォンのBluetooth通信をオンにする必要があるそうだ。
ダイドードリンコでは今後、アプリ内のコンテンツをさらに拡充させるとともに、展開するサービスも拡大していくという。