2016年5月30日13:21
ニッポンレンタカーサービスは、ユーシーカード(UCカード)と提携し、2016年5月30日より、九州および沖縄のニッポンレンタカーの拠点で「銀聯カード」の取り扱いを開始すると発表した。
2015 年の訪日外国人数は前年比 47.1%増の 1,973 万人となり、過去最高を記録。中でもアジア圏からの訪日外国人は1,600万人と全体の80%を超え、上位11カ国を占めており、ニッポンレンタカー利用客における訪日外国人数も前年比150%と順調に増加を続けている。
こうした背景から、ニッポンレンタカーでは、従来のクレジットカード決済に加え、銀聯カードによる決済も対応することで、訪日外国人向けサービスの拡充を図る。まずは、レンタカーでの観光ニーズの高い九州及び沖縄の全28拠点でサービスを開始する。
なお、UC カードは銀聯と提携の上、銀聯カードの加盟店開拓を行い、現在5万加盟店まで拡大しているという。
銀聯は、2002年に中国人民銀行が中心となって設立された、中国での銀行間決済ネットワークを運営する国際ブランドとなる。銀聯カードは世界で50億枚発行されており、その取扱高も916兆円(53.9 兆人民元を 17 円/人民元で円換算)と、国際ブランドの中での位置づけは急速に高まっている。アジアでは Visa・MasterCardを超える会員数・売上高に成長している。
※掲載当初、タイトルのニッポンレンタカーサービス様の社名に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。