2016年7月12日9:00
MasterCardは2015年、Universal Financial Access 2020を策定し、金融サービスを受けられなかった人々を対象に、簡単にアクセスできる環境整備を進めている。
利用者に利便性を提供するには、利用場所を拡大しなければならない。そこでMasterCardはスモールやマイクロと呼ばれるマーチャント向けに、電子決済ネットワークを提供すると発表した。
今後5年間に4,000万件のスモールビジネスを対象に整備する。ルワンダでは政府と協業し、市民の90%が電子決済ネットワークを利用できるようにする。
エジプトでは政府の電子IDプログラムを支援。既存のモバイルマネーとIDを連携し、5,400万人にキャッシュレスプログラムを提供する。
これらを実現するためにスモールやマイクロと呼ばれるマーチャントの開拓は不可欠と判断した。