2011年11月24日9:00
米国の大手カードブランドは4社。Visa、MasterCard、Amex、そしてDiscoverである。
クレジットカードからスタートしたこれらのブランドではあるが、VisaとMasterCardはすでにデビットカードやプリペイドカードをラインアップにもっている。
AmexはServeをベースにプリペイドを加速中だ。そんななか、少し出遅れていたDiscoverが
プリペイドカードの拡販に打ってでた。
提携したのはプリペイドカードのソリューションを提供しているインテリスペンド。AmexとDiscoverのイシュアーでありリセラー。と同時に、MasterCardとVisaのプログラムマネジャーでもある。
今回インテリスペンドで発行するDiscoverプリペイドは3種類。The Max Discover Prepaidは家電やアパレルなど大手200社の専門店だけで使えるカード。The Preferences Discover Prepaidは法人対象で、目的と戦略に応じ特定の加盟店を絞れるカード。そしてThe Universal Discover Prepaidは米国内のDiscover加盟店ならdocomoでも利用できるカードである。
利用目的に応じて特定の利用加盟店を絞れるのは新しい試みだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。