2016年8月12日12:04
大日本印刷(DNP)は、「DNP家計簿アプリ レシーピ!」をインストールしたスマートフォンで、おすすめされた商品の購入レシートを撮影すると、リワード(報酬・ご褒美)として、「dポイント」や「楽天Edy」などのポイント還元を受けることができる“レシートリワードサービス”を、2016年8月5日から開始した。DNPは、同サービスの検証を通じて、レシーピ!を活用したリワード提供による販促活用の効果測定を行い、2016年度中の本格サービスのスタートを目指す。
ユーザーは、レシーピ!の「ポイント」のメニューボタンからバナーにしたがってクリックすると、ポイント還元の対象商品が表示される。ユーザーのレシートの購買履歴に応じて、掲載される対象商品が変化する。また、レシーピ!利用中にも、購買履歴に応じたおすすめ商品とリワードの提案が届くそうだ。
また、対象商品を購入し、レシーピ!のレシートリワードサービス画面で、そのレシートを撮影する。さらに、撮影したレシートで対象商品の購入が確認されると、ポイント還元を受けることができる。なお、ポイント還元にはレシートリワードサービス内でdポイントまたは楽天Edyのアカウントとの連携が必要となる。
同サービスは、レシーピ!に登録されたレシート情報を元に、ユーザーの購買傾向や志向にあったお得なおすすめ商品を提案可能だ。たとえば、外食が多いユーザーに対して野菜ジュースのリワードを提案することで、気づきを与えると同時にお得なお買い物を促すという。
一方、メーカー企業にとっては、自社製品や競合製品、関連する製品を購入する生活者への直接販促ができるため、商品の認知度向上や購買促進、新規顧客獲得へつなげることが可能だ。さらに、レシートや購買履歴から、販促の効果測定や購入に至ったユーザーの購買傾向分析を行うこともできる。