2016年9月16日18:41
カンムと、オリエントコーポレーション(オリコ)は、Visaプリペイドカード発行事業において提携し、Visaプリペイドカード「Vandle」を発行すると発表した。
同カード発行に当たっては、TISの「PrepaidCube #」をプリペイドカードの決済処理を行うプロセッサーとして採用し、機動的なプラスチックカードの発行を可能とするため、昌栄印刷の協力を得て実現した。また、同カードを汎用的に利用できるようにするために、200以上の国と地域で4,000万以上の加盟店を有するビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)の国際ブランド付きとした。
「Vandle」のメインターゲットは、現在クレジットカードを持てない高校生やクレジットカードに抵抗のある大学生を想定している。インターネット決済の際に代引・コンビニ決済で手数料を払っている若年層へ、アプリをインストールしたらカード番号が割り振られ、チャージするとすぐに使える、というイメージで提供するという。バーチャルカード(プラスチックカードではなくカード番号だけを提供し、インターネット決済で使えるカード)は、アプリをインストールして、ID/パスワード、生年月日の入力と電話番号認証を経て、すぐに利用できるようになる。
また、利用時にはリアルタイムにPush通知で知らせるため、使った金額が確認できる。今後は、使い過ぎの防止を図るため、利用上限設定などの細かな通知ルールを設定していく。
なお、「Vandle」は、カンムがカード発行、オリコがVisaブランド対応を実施するサービスとなる。