2016年10月20日20:23
ビザ・ワールドワイド(Visa)は、NPO法人キッズドアと共に、社員ボランティア活動の一環として、子供たちの英語学習のサポートを行っている。
英語学習のサポートは、 通常の授業のサポート以外にイベント仕立ての形式も含め、できる限り子供たちが英語に興味をもって学んでもらえるよう、学習の場のテーマ設定に工夫を凝らしているという。
夏休みを前に、 海外旅行の話題が持ち上がるタイミングでもある6月に凸版印刷の協力を得て、今回のイベントのみで利用可能なプリペイドカードを用意し、買物疑似体験を通じて、 海外旅行の基本英会話を学ぶ“International Travel with English”を開催した。対象者は、 小学6年生から中学3年生までで、海外旅行の際に実際によく使う表現を学び、英語を使う楽しさを感じてもらおうというもの。最初に、学年別のチームに分かれ、英語表現の説明と練習をグループで行い、その後、入国審査のときの基本会話、買物体験のシミュレーションを実施した。参加者には、今回のイベント用に事前チャージしたプリペイドカードを配布。買物の最後にPOS端末で今回のイベント用に事前チャージしたプリペイドカードを使って支払うことで、電子決済手段に慣れてもらうということに加え、チャージされた金額の範囲内で買物をすることで予算管理の意識を高めてもらうことに役立ててもらえればと考えたそうだ。
イベント終了後、 参加者からは、 第二弾を実施して欲しいというリクエストや、ふだん体験できないことができたので楽しかったといったコメントももらったという。
また、9月15日には、リオデジャネイロ・オリンピックを題材に使って、オリンピック競技英語名称をゲーム形式で学ぶセッションをキッズドアの中学1年生・2年生対象の通常授業に加えてもらった。カルタ形式にして、競技のピクトグラムを見せて、その競技の英語名称を発音とカードに書かれた文字から類推して、当てるというもの。さらに、オリンピックに関する英文記事を数字・国名を中心に一部穴埋め問題として、英語のリスニングを実施した。
Visaは、2015年9月より、キッズドアと子供たちの英語学習サポートをしている。Visaは、今後も、子供たちが、グローバル化や異文化コミュニケーションに触れる機会の提供、またキャッシュレス化といった世界の動きに少しでもなれていけるよう、学習のサポートを継続していきたいとしている。