2016年11月12日9:00
モバイルの普及でオンラインコマースが急拡大している。米国ではAmazonの勢いに乗ろうと、マーチャントがオンラインチャネルの強化に取り組んでいる。
その影響もあって、スピード宅配のニーズが高まっている。宅配業者にとっても、注文後すぐに届けることによって、不在率を軽減できるというメリットがある。再配達はコスト割れになるからだ。
そんな中、米国のオンデマンド宅配会社ポストメイツ(Postmates)が1.4億ドル(140億円)の資金を調達した。これまで8回のラウンドで合計2.78億ドルを調達している。
サンフランシスコに本拠を置くポストメイツは2011年の創業。米国の主要都市40カ所にオンデマンド宅配センターを保有。2万人強のポストメイツを抱えている。
クライアントはアップルや7-11、チポトレ、ウォルグリーンズ、スターバックスなど6,000件を超える。月間宅配件数は150万件だ。
ポストメイツは空き時間を利用し、自転車やバイク、自動車を使って稼げる。歩きもOKだ。時給は25ドル+というから結構いい値段。タイムシェアリングモデルをうまく使っている。