2016年12月26日9:00
インド政府が1,000ルピーと500ルピーの2種類の高額紙幣を廃止して以来、市場の現金不足が問題になっている。この2種類の通貨だけで、現金流通の86%を占めているからだ。
そこでインド政府は、現金を使わないデジタル決済を助成する計画を発表した。
オンラインの少額決済にかかる税金を免除。オンラインでの保険料、鉄道切符、高速道路通行料支払いについては10%引き下げる。
オンラインだけでなく、ガソリンスタンドでのカード支払いは0.75%割引となる。これは年間2兆ルピーに相当する。
インド政府は高額紙幣の廃止を機に、キャッシュレスへの移行を加速させている。
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