2017年1月24日16:28
アプラスは、日本交通グループのJapanTaxiと、中国人向けモバイル決済サービス「WeChat Pay(微信支付)」の利用契約を締結し、2017年1月27日より、日本交通が東京23区、武蔵野市、三鷹市で運行するタクシー全車両約3,500台に設置するデジタルサイネージ端末でWeChat Payの取り扱いを開始すると発表した。
JapanTaxiでは、フリークアウトと2016年6月に設立した合弁会社、IRISにてIoT(Internet of Things)型デジタルサイネージ「TokyoPrime」端末を開発し、東京都心を走行する日本交通のタクシー車両(助手席後部)へ設置し、乗車した人の性別、エリア、時間帯などによって表示する広告の絞り込みが可能な動画・静止画の広告を配信している。今回、同端末にて、WeChat Payを利用したタクシー乗車料金の支払いが可能となった。
具体的には、タクシーの乗車料金支払時に、端末に支払金額と決済方法の選択画面が表示される。WeChat Payを選択すると表示されるQRコード読み取り画面にて、利用者が表示するWeChat Payコードを読み取ることで、支払いが完了する。JapanTaxiでは、増え続ける訪日観光中国人およびビジネスの利用者にタクシーをより便利、快適に利用してもらうため、今後も東京都心のタクシーを中心に本IoT型デジタルサイネージ端末の展開を進めていく。