2017年6月2日22:59
北海道帯広市のまちづくり元気おびひろと、ジェイティービー(JTB)とジェーシービー(JCB)の合弁会社であるJ&J事業創造は、 帯広地域における訪日観光客誘致に関する取り組みを行うと発表した。今後、帯広地域での『訪日観光客の誘客』や消費税免税等の『受入環境整備』等の、 観光振興に関する取組みを、両社で連携して行っていく。
まず、『訪日観光客の誘客』 は、帯広地域へのツアーをJTB北海道とともに企画・造成し、 海外のJCBカード会員を中心にツアーを販売、誘致を行うとともに、まちづくり元気おびひろを中心にツアーの受入れ準備に向けた、関係各社との連携を行う。
また、『受入環境整備』 は、免税手続き一括カウンターの設置に加え、翻訳機能等のインバウンド向けiPadソリューションを一部店舗に導入し、今後の活用を検討する。
なお、まちづくり元気おびひろは、2017年6月1日から、免税一括カウンターを帯広市内の「藤丸百貨店」に設置し、藤丸百貨店、六花亭帯広本店、柳月大通店等の周辺商店街加盟店舗の免税手続きを開始している。同カウンターでは、J&J事業創造が提供する免税手続きソリューション「J-TaxFreeシステム」を導入し、手続きの簡素化を図るそうだ。
また、インバウンド向けiPadソリューションは、J&J事業創造の「J-Taxfreeシステム」に加え、NTTドコモが提供する翻訳サービス、 日本電気が提供する「NECモバイルPOS」およびリンク・プロセシングが提供する決済サービスを1台のiPadに集約したソリューションとなる。