2017年6月18日9:00
決済サービスの国際標準を決めるEMVCoが、世界の2016年ICカード普及状況を発表した。
2016年に新規発行されたEMVカードは13億枚。これまで発行したカードと合わせると、60億枚が世界中で利用されていることになる。
2016年1年間のカード決済件数におけるEMVカードの比率は、52.4%。2015年は35.8%だったから、大きく伸びた。
エリア別にEMVカードの普及率をみると、欧州での普及が84.9%と最も高かった。ついでカナダ・ラテンアメリカ・カリブ海諸国が75.7%。アフリカ・中近東が68.7%とつづく。
以下、東欧・中欧が63.7%、米国が52.2%、アジアパシフィックが38.8%となっている。