2017年6月21日18:12
ジェイティービー(JTB)は、2017年7月1日から、国内の観光事業者を対象にスマートデバイスと QRコードを通じて行うAlipay(支付宝:アリペイ)決済サービスを提供すると発表した。
訪日外国人旅行者の国内消費の約 40%を占める中国からのインバウンドの旅行者向けに、Alipay決済を利用できる環境を国内の観光事業者を対象に広げていく。まずは、旅館・ホテル・土産品店への導入を開始し、順次、レンタカーや入場施設等へ展開するそうだ。また、地域における訪日インバウンドの受入環境整備に向け、商店街等の地域事業者への拡大も目指す。
JTB グループは、IDやFintechを活用した決済サービスをスマート決済領域と位置付け「スマート決済事業」を開始。今後も訪日外国人旅行者の日本国内の観光シーンにおいて、アジアを中心とした各国で普及・定着が進むスマートデバイスを活用した決済手段等の新たな決済サービスを順次提供するという。