2017年7月7日9:00
Mastercardはこれまでカードを受付けなかったスモールビジネス向けに、P2P決済を提供する。といっても、相手の携帯電話番号やE-mailへ送金するというものではない。
Mastercardが実験しているのはスマートフォンを非接触決済端末に使う個人間決済である。マーチャントは決済アプリをダウンロードするだけで、スマートフォンが非接触決済端末になる。
利用者はMasterPassなどのモバイルウォレットを、マーチャントのスマートフォンにかざせば、支払えるという仕組みである。これが実現すれば、決済業界に大変革がおきる。
現在Mastercardは英国とポーランドで実験中。今後セキュリティ標準に適合するよう改良を重ね、一般リリースとなる。