2017年8月7日18:37
PayPal Pte. Ltd.(ペイパル)と、IT ソリューション会社のコネクター・ジャパンは、コネクター・ジャパンの新サービス「BILLIEF」とのシステム連携を行い、宿泊施設向けにペイパル請求書を送信可能なサービスの提供を開始したと発表した。
「BILLIEF」は、宿泊施設の予約情報をもとに、宿泊客のメールアドレスへ、ペイパル請求書を作成・送信するサービスとなる。これにより、ホテルや旅館ではペイパル支払いの請求書を予約客へ送信し、事前決済を促すことが可能となる。
宿泊予約では一般的に、予約時点でのオンライン決済をしない場合、チェックアウト時の「現地払い」となるが、「現地払い」には、直前キャンセルや宿泊客が現れない「No-show」というリスクが伴う。
この課題に対し、これまでもメールで送信可能な請求書ツールの提供を行ってきたが、宿泊施設側が手動で請求金額の入力や送信をしなくてはならず、利用が限られていたという。
今回新たに、ペイパル請求書かんたん送信サービス「BILLIEF」を提供することにより、従来手動で行っていた入力の必要がなくなり、宿泊施設担当者の負担を削減するとともに、予約を処理する必要のある大型施設での利用も可能となったそうだ。
なお、「BILLIEF」の利用を開始するには、コネクター・ジャパンへの申込み・契約が必要だ。