2017年9月1日9:00
シンガポールのPOSB Bankは、スマートウォッチを6,000人の小学生に配った。ヘルスケア機能とモバイル決済機能がついたスマートウォッチである。
この利用体験から、子供たちに賢いお金の使い方や貯め方を学んでほしいというのが狙い。
決済は非接触。Tap & Goでスピーディに支払える。名称はPOSB Smart Buddy programmeである。このプログラムで小学校内のデジタル決済エコシステムをめざす。
親は子供の決済状況や健康状態を自分のスマートフォンでモニタリングできる。1日の小遣いをスマートフォンで事前に設定しておけば、使いすぎの心配はない。緊急時の送金も可能だ。
決済履歴をもとに親子で金銭管理の勉強をするというシーンも生まれている。これまで12カ月間テストしていたが、このたび19校へ拡大することになった。