2017年10月18日20:12
TISとPivotalジャパンは、Pivotalパートナー契約を締結し、Pivotal Cloud Foundryの日本におけるビジネスパートナーとして協業すると発表した。
Pivotalが提供するPivotal Cloud Foundryは、GEやシティバンク銀行、DBS銀行、 HSBC、 Yahoo! Japanなど世界中で採用実績を誇るエンタープライズ向けの商用版PaaSソフトウェアとなる。クラウドアプリケーションのスピーディーな配備性能、セキュリティ機能、本番運用に耐えうるスケーラビリティを予め備えているそうだ。アプリケーション開発者は開発工程において、サーバーやミドルウェアの調達、設定やセキュリティ機能の実装といった管理作業から解放されるという。これにより、サービス提供までの期間を短縮することも可能だ。実行環境に関しては、VMwareやOpenStack、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud Platformといったさまざまなクラウド環境で稼働させることができる点も特徴となる。
TISは、2016年12月にPAYCIERGEサービスのクラウド実行基盤(PaaS)としてPivotal が提供するPivotal Cloud Foundryの採用を決定し、銀行、クレジットカード会社、Fintech企業などを中心に、リテール決済ソリューションである「PAYCIERGE 2.0」を展開している。