2017年11月20日17:42
三菱UFJニコスはこのほど、ソフトバンクが2017年12月4日に小売店などの店舗向けに申し込み受け付けを開始するセルフレジサービス「レジ for Pepper」に、同社のクラウド型マルチ決済システム「J-Mups(ジェイ・マップス)」を接続し、電子マネー決済サービスを提供する仕組みを整えたと発表した。
「レジ for Pepper」は、注文の受け付けから決済までを「Pepper」が行えるようにするサービスで、日本語、英語、中国語での接客を可能とし、決済サービスを提供する。そのうち、同社は電子マネー決済において「J-Mups」による「Pepper」への接続を決めたという。
「レジ for Pepper」で利用できる電子マネーは、Suicaなどの交通系IC、nanaco、WAON、iD、QUICPayの5種。なお、「Pepper」」と「J-Mups」をWi-Fiで接続し、電子マネーを読み取るリーダライタを「Pepper」に備え付けて運用するという。
利用者は、店頭で呼び込みを行う「Pepper」の案内に沿って胸の位置にあるタブレットで商品を選択し、リーダライタに電子マネーをかざして支払いを済ませ、打ち出されるレシートをカウンターに持ち込み商品を受け取る仕組みとなっている。店舗は接客から受注、決済処理までを人手を介さずに対応できるようになるとしている。
導入第一弾として、カルビープラス原宿竹下通り店(カルビー株式会社直営店)で、12月11日から24日まで期間限定で取り扱う。同社が今回、同店に導入するのは「交通系IC」のみとなる。