2017年12月1日9:00
ペイパル顧客は決済だけでなく、少額投資ができるようになる。米国フィンテックのエイコーンズ(Acorns)との提携強化で可能にした。
エイコーンズは2014年の創業。ペイパルは2016年、リードインベスタートして3,000万ドルをエイコーンズに投資している。
エイコーンズは現在240万人の顧客を保有。ペイパルとの関係強化で新規顧客獲得が加速する。ペイパルは金融サービスメニューの拡充で、顧客利便性を高められる。
ペイパル利用者は、エイコーンズにペイパルアカウントを紐づけ、継続投資かワンタイム投資のいずれかを選択する。投資結果は、ペイパルのアプリかウェブで照会できるから便利だ。
エイコーンズの端数切上げ投資機能も活用できる。例えば、8.9ドルのショッピングであれば、0.1ドルを投資に回す。
現在は特定顧客を対象にテスト中。2018年初旬の全米展開を予定している。