2017年12月4日9:00
Android Pay陣営が版図を着々と拡大している。モバイル非接触決済はまだマイナーな決済手段だが、いずれカード決済を凌駕するだろう。
11月に入り、チェコやウクライナでAndroid Payがスタートした。スロバキアでもリリースする予定だ。
なぜ中東欧なのか。それは非接触決済が標準になっているからである。これらの国ではAndroidスマホ利用者も多い。
そしてブラジルもラテンアメリカで初のAndroid Pay導入国となった。Samsung Payは2015年に上陸している。2016年、ブラジルのスマートフォン保有率は70%を超えた。2012年は33%だったから急速に普及している。
Android PayやApple Pay、Samsung Payなどの競争環境が、モバイル決済ネットワーク構築を加速させている。