2018年2月6日21:35
ラオックスは、2018年1月23日、近年増加傾向にある訪日観光客のモバイル決済のニーズに対応し、「SUNING PAY(蘇寧金融 APP)」を導入すると発表した。
SUNING PAYは、中国において、「蘇寧金融APP」の名で知られ、同社親会社である蘇寧雲商集団股份有限公司グループ企業が運営する決済システムで、2017 年の年間決済額は 7,000億元(約10.5兆円)、ユーザー数は1億3,000万人に達している。
ラオックスでは、2016年よりAlipay、WeChat Payと、モバイル決済システムを積極的に導入している。今回のSUNING PAYの導入により、顧客の利便性を高めるだけでなく、蘇寧雲商のサービスユーザーとのシナジー効果を図る一方で、SUNING PAYの海外展開の足掛かりとなることを期待している。
まずは、ラオックス新宿本店においてサービスを開始し、今後は、全国15店舗での対応を予定する。また、SUNING PAYは、日本でのサービス開始にあわせ、SUNING PAYを使って支払った顧客を対象に利用者の促進を図るキャンペーンを実施している。