2010年10月2日9:00
Visaはバスや地下鉄などの交通料金を、現金からカード&モバイル決済に変えようとしている。まず、米国の2大都市ニューヨークとロサンジェルスで。
ニューヨークでは、地下鉄のLexington線やMTAバス、PATH鉄道などで、非接触アプリVisaペイウェイブを搭載したカードやスマートフォンが使える。1万台を超えるイエローキャブでは、すでにペイウェイブ利用が可能だ。
ロサンジェルスでは地下鉄で、VisaのTAPレディカード(TAP ReadyCard)が使える。これはプリペイドカード。交通機関専用ではなく、Visaデビットが使えるショップでの利用も可能。
Visaはニューヨークやロサンジェルス以外にも、クアラルンプール、シンガポール、パリ、イスタンブール、ロンドンなど、世界主要都市の交通機関で非接触決済を推進中。
世界中の交通機関が、共通の非接触決済方式で利用できる日も近い。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。