タイプBは、より高機能化が計られた仕様で、カードにCPUを搭載する点が最大の特徴だ。通信速度も106kbps、212kbps、424kbps、848kbpsが選択でき、より高速処理に向いた仕様になっている。タイプBは、モトローラが開発した方式をベースとした仕様で、タイプAよりコストは高くなるが、より多機能、高セキュリティが要求される分野で適用される。国内では、住民基本台帳カード(住基カード)、ICカード運転免許証、eパスポートなど、公共系カードの多くは、タイプBが採用されている。
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