2018年6月10日9:00
オーストラリアで銀行が主導したモバイル送金決済がスタートした。サービス名称はBeem It(ビームイット)。
Beem Itは、コモンウェルス銀行とNAB、そしてウェストパックの3行が共同で運営している。利用料は無料で、1日最大200ドルまで送金できる。
アプリから利用者登録し、ハンドルを作成する。その際、運転免許証か医療カードで本人確認する必要がある。その後、VisaかMastercardのデビットカードを紐づける。
アプリのインタフェースはメッセージングスタイル。利用者は相手のハンドルをタギングし、送金や送金依頼、割り勘などを選ぶ。
銀行の個人間送金は世界中で無料になってきた。英国のPaym、米国のZelle、スウェーデンのSwish、欧州のSEPA Inst.など。