2010年10月14日9:00
非接触ステッカーを携帯電話につければ、非接触モバイル決済が可能になるという簡単ソリューションで、地域活性化を狙うブリングネイションは、米プロセッシングサービス大手のフィフスサード(Fifth Third)と提携した。
フィフスサードのクライアントには中小の地域金融機関が多い。その顧客と加盟店向けにブリングネイションのサービスを提供していく。
地域金融機関は顧客にブリングネイションの非接触ステッカー「ブリングタグ」を配布。加盟店にはブリングタグを読取るベリフォンの端末を配布する。
ブリングネイションはベンチャーながら、PayPalやベリフォン、そして今回はフィフスサードまで陣営に加え、いよいよ全米展開を加速することになった。
国際ブランドをつけない簡単モバイル決済が、大きな潮流になろうとしている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。