2018年7月3日9:00
インドでメッセージアプリWhatsApp決済のテストが大々的に実施されている。テスト人数は約100万人というからすごい。
WhatsApp決済はインドのモバイル決済ネットワークUPIを活用し、銀行口座と連動した決済を開発している。
最大のライバルはモバイル決済で急伸したPaytm。創業者兼CEOのビジャイ・シャルマ氏は、WhatsAppのUPI利用はセキュリティリスクがあり、コンプライアンスを遵守していないと非難している。
インド中央銀行は、インドでプロセスする決済データはインドでのみ蓄積しなくてはならないとしている。WhatsAppはFacebookのグループ会社。Facebookのデータ利用には問題があると世界中から批判を受けている。
WhatsAppはデビットカードの最終6桁とUPIのPINは取得していないと弁明している。が、そのほかのデータはどうなのだろう。Facebookのスポークスマンは、WhatsAppの決済情報は商用目的で使っていないという。