2018年7月31日8:58
日本カードネットワークは、2018年7月13日付で、クラウド型マルチ決済サービス「CARDNET-Cloud」にて、PCI SSCが定める国際的な情報セキュリティ基準である「PCI P2PE ソリューション」のプロバイダ認定を取得したと発表した。
オムロンソーシアルソリューションズ製の「eZPAD」、およびパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「JT-R600CRシリーズ」「JT-R610CRシリーズ」と、国内事業者では唯一、複数リーダーライターに対応したソリューションプロバイダとなった。「CARDNET-Cloud P2PE Solution」としてサービス提供する。
2018年 6 月の改正割賦販売法施行により、クレジットカード取引の対面加盟店においては、カード情報の非保持化、もしくは、PCI DSSの準拠が義務付けられ、2020年3月までの対応が求められている。PCI P2PE 認定ソリューションである「CARDNET-Cloud P2PE Solution」は、決済端末で読み取ったカード情報を即時に暗号化し、CARDNET-Cloud で復号する仕組みとなっており、対面加盟店は、同ソリューションの導入により、非保持と同等/相当のセキュリティ基準を満たし、カード情報の漏洩リスクを低減することが可能だ。また、PCI DSS 準拠を目指す場合は、審査対象項目を大幅に削減し、準拠のための負荷を軽減することができるという。