2018年8月10日16:00
オルトプラスは、決済処理事業者のソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)の決済サービスを活用し、企業向けの社内仮想通貨サービス「コミュニティオ」を2018年10月から提供開始すると発表した。
「コミュニティオ」は、企業内における行動の価値算定を行う数値的なポイントに企業の独自名称をつけ、「社内仮想通貨」として発行できるサービスとなる。「コミュニティオ」を導入した企業は、会社のミッション達成への貢献や規範的行動をとった社員への評価の一環として「社内仮想通貨」を付与することができるようになる。付与された「社内仮想通貨」は、専用アプリを社員に展開することで、社員食堂やオフィスコンビニなどの社内施設で利用可能だ。企業は社員の自主的な行動の習慣化やモチベーションの最大化を目的に「コミュニティオ」を導入することで、社員の能力や日々の業務での創意工夫、士気向上による業務の効率化などを引き出し、新しい働き方改革の推進が期待できるという。
「コミュニティオ」は、SBPSの決済サービスを活用することで、「コミュニティオ」で提供する各種機能におけるチャージの利便性を向上させるとともに、より安心で安全な「社内仮想通貨」のサービスを目指すそうだ。また両社は、顧客基盤の拡大と将来におけるサービスラインアップの拡大、新たなビジネス領域の開発へ伸展させていくよう、企業への「コミュニティオ」の展開を推進していく。なお、提供価格は、企業ごとのユーザー数に応じた価格(月額)となる予定だ。