2018年11月8日9:00
チェイスがオープンバンキングに踏み切った。規制当局の圧力ではなく、自主的にそうしたのである。なぜなのか。
顧客にこれまで以上の利便性を提供するためである。日本の銀行はイヤイヤをしながら、ちょっとだけのオープンを決め込んでいる。顧客のことは後回しだ。
オープンバンキングのために選んだIT企業はプラド(Plaid)。セキュアなAPIで、チェイス顧客のデータにアクセスし、顧客が指定するFinTech企業へ安全にそのデータを連携する。
プラドは2013年創業のFinTechベンチャーで、本社はサンフランシスコ。これまで3回のラウンドで5,930万ドルを調達している。
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