2019年3月25日9:00
2018年12月、米国でクレジットカードの負債残高が8,700億ドル(約96兆円)になった。FRBのレポートによる。
リーマンショック前の2008年につけた負債総額の過去最高と肩を並べた。金融クライシスが迫っている、とみる人もいる。
しかし、この10年間でクレジットカード発行枚数は1億枚増え、約4.8億枚が利用されている。つまり、1枚あたりの負債は減少しているのだ。
2018年第3四半期より260億ドルの伸び。これは住宅ローンやオートローン、学生ローンの伸びより大きい。これらの総負債額は13.5兆ドルだ。