2019年3月25日7:30
公益社団法人日本フィランソロピー協会は、 「明日のリーダー育成 Leaders for Tomorrow」をテーマにした、「アメリカン・エキスプレス・アカデミー 10周年記念プログラム」を2019年3月19日に開催した。
「アメリカン・エキスプレス・アカデミー」は、アメリカン・エキスプレス財団が2008年より、世界9か国で展開している社会貢献プロジェクトで、日本においては全国各地で活躍する、NPO等の公益非営利組織や社会起業家を対象に人材育成をする取り組みとなる。これまでのアカデミーの卒業生は700名を超え、その卒業生ネットワークは、41都道府県に広がっているそうだ。
今回のプログラムでは、「経営革命の構造」などの著者である米倉誠一郎氏による、「社会変革に向けたコミュニティ・キャピタルの可能性について」の基調講演からスタートした。また、アメリカン・エキスプレス財団代表 ティモシー・マックリモン氏は、リーダーシップの重要性を4つの観点から述べ、「SDGs未来都市」に選定された、茨城県つくば市の市長 五十嵐 立青氏から、つくば市でのさまざまな取り組み事例や今後の活動について紹介された。
プログラム中盤からは、全国各地の好事例のケースシェアアリングとグループディスカッションを実施した。
締め括りでは、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.日本・アジア社長 清原 正治氏から、「組織の成長には『志』『技術』『力』が重要で、NPOは『志』が強く、『技術』と『力』が備えれば、今後大いに成長できる」と参加者を激励した。