2019年9月12日9:00
副収入を得るために、ウーバーやリフト、アップワークやタスクラビットなどで、空いた時間だけ働くギグワーカーが増えている。今やギグワークは、世界的なムーブメントだ。
では、ギグワーカーへの報酬支払いはどうすればいいか。毎月まとめて支払うという給与サイクルでは満足しない。働いた当日に、あるいは働いたすぐ後に、報酬をもらいたいというニーズが強い。
さらに、まだ働いていないけれど、働いた分を含めた前払い(前借り:Pay Advance)のニーズも強いようだ。その実態を、MastercardとPYMNTSが調査した。調査対象は2,200人のギグワーカー。
ギグワーカーの70%強が通常の給料支払いサイクルでギリギリの生活を送っていることがわかった。預金もなく、毎月の請求支払いに悩んでいる。
この記事の著者
NCB Lab.代表 佐藤元則
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