2020年4月7日17:43
イオンは、2019年10月の火災により、正殿などの中心的な建物や文化財が焼失した世界遺産首里城(沖縄県那覇市)の再建に役立ててもらうため、2020年4月7日、人々から寄せられた募金、およびイオンの電子マネーWAONの「首里城WAON」を通じた寄付を一般財団法人 沖縄美ら島財団の「首里城基金」に贈呈したと発表した。
イオンは、「イオン 首里城復興支援プロジェクト」を2019年11月に発足した。同プロジェクトのもと、2019年11月1日~30日までの期間(緊急支援募金の開始日・終了日は店舗によって異なる場合がある)、全国のグループ店舗・事業所など約2,100カ所において支援募金を実施した。 また沖縄県の企業であるイオン琉球の店舗においては、募金期間を延長し、2020年2月29日までの4カ月間にわたり募金活動を実施している。
同募金活動で寄せられた募金4,763万321円に、「首里城WAON」を通じた支援金1,456万7,357万円を加えた合計6.219万7,678円を、一般財団法人 沖縄美ら島財団の「首里城基金」に贈呈した。
「首里城WAON」は、利用金額の一部を首里城関係の文化遺産の収集、保存に役立ててもらっているが、今回の火災において、同WAONについては、2019年11月1日から2020年2月20日までの期間、寄付金額を通常の0.1%から10倍となる1%に引き上げる取り組みを実施した。また、九州の「ご当地WAON」21種類について、首里城復興支援を目的とした支援企画を2019年12月の1カ月間実施し、期間中の利用金額の0.1%に当たる359万7,027円を2020年2月に一般財団法人 沖縄美ら島財団に贈呈している。
なお、公益財団法人イオンワンパーセントクラブは、「イオン 首里城復興支援プロジェクト」のもと、沖縄県に対して5年間で5億円の寄付を行うこととし、2019年11月6日に趣意書を贈呈している。