2020年4月30日12:48
ネオキャリアの100%出資会社であるULTRAは、プリペイドカード発行事業においてオリエントコーポレーション(オリコ)と提携し、 Visaプリペイドカード「ultra payカード」の発行を開始すると発表した。同カードは、カード情報(クレジットカード番号・有効期限・セキュリティコード)をカード裏面に集約しているそうだ。
同カードは、enigmaが提供する「enigma pay(エニグマペイ)」と連携し、エニグマペイを利用する業務委託契約の人を対象として、業務委託の報酬を同カードに即時チャージすることが可能だ。
また、汎用的な利用を可能にするため、同カードは国際ブランド「Visa」を付帯しており、 200以上の国と地域で6,100万におよぶVisa加盟店で利用できる。
これにより、業務委託契約で働く人が、24時間365日いつでも報酬を申請し、チャージ後すぐに国内外のVisa加盟店での買い物に利用してもらうことで、業務委託契約のお金の課題の解決を実現するとしている。
業務委託契約で報酬を受け取るワーカーへの報酬支払いタイミングは「検収後1カ月以内」がもっとも多く全体の31%、「検収後2ヶ月以内」「請求書が到着してから定められた期間を経過した後」を含めると65%となり、多くの人が報酬費用を即時に受け取れる環境になく、個人としてのキャッシュフローに課題が顕在化しているとしている。
ULTRAでは、同カードを発行することで、 新型コロナウイルス感染拡大の影響をはじめとして、 厳しい状況下にある業務委託で働く方のキャッシュフロー改善を支援していきたいとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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