2020年5月15日9:00
COVID-19の経済的影響を測るため、経済指標や消費者マインドの調査結果が次々に報告されている。
株式市場は楽観的に動いているが、本当にアフターコロナの経済状況を織り込んでいるのだろうか。感染者数の増減で一喜一憂しているように思われてしょうがない。
ウォールストリートジャーナルは、3月の個人消費支出が7.5%減少したと報じた。これは1959年以来の急落だという。
米国の1-3月期のGDPは前期比マイナス4.8%となった。米国商務省の発表によると、3月の個人所得は2%マイナスだった。
個人所得の減少は、今後の消費支出に大きな影響をおよぼす。4月はさらに悪化する。