2010年11月29日16:14
社団法人松江観光協会とイオンは11月29日、松江圏域の観光振興および地域の発展を目的とした提携について合意し、同提携の第一弾として、2011年2月上旬からイオンの電子マネー「WAON」に松江城や縁結びスポットの風景をデザインした「出雲路縁結びWAON」を発行すると発表した。同提携は、松江圏域全体の観光振興、伝統文化の保存伝承、自然環境の保全並びに松江開府400年記念博覧会の支援などを目的に、松江観光協会とイオンが合意したもの。
出雲路縁結びWAONは、カードの表面に出雲地方が誇る「縁結び」を冠し、花結びや松江城をデザイン。裏面には宍道湖のウサギのモニュメント、八重垣神社の鏡の池、フォーゲルパークのベンチ、ハートの石畳のような松江市内の縁結びスポットを配し宍道湖・中海流域や堀川のような水の流れをイメージしている。
同カードが全国9万4,500のWAON加盟店で利用された場合、売上金の一部をラムサール条約湿地に登録した「宍道湖」・「中海」の環境保全活動に役立てるという。また、出雲路縁結びWAONは、2011年3月19日から開催する松江開府400年
記念博覧会(開府博)の公式カードと位置づけ、開府博期間中は、決済に加えカードの別機能を活用し、訪れた顧客に観光施設の割引や抽選による特産品プレゼントなどを実施する。