2020年7月8日19:29
楽天は、運営する宅配買取サービス「楽天買取」において、不用品を売却した際の代金(以下、「買取代金」)を楽天グループのオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」で受け取ることができる「楽天キャッシュ受取」を2020年7月8日より開始した。
「楽天買取」は、「楽天市場」に出店するファッションや家電などの買取店舗の中から希望する店舗を探し、不用品を売却できる宅配買取サービスだ。ユーザーは申し込みフォームに必要事項を入力した後、コンビニなどから梱包した不用品を発送し、買取店舗からの査定結果を確認し、成約した場合に買取代金を受け取ることができる。また、ユーザーには買取代金の1%分の「楽天ポイント」が付与される。
買取代金の受取方法はこれまで、指定口座を通じて現金を受け取る「現金受取」と、「楽天ポイント」を受け取る「ポイント受取」があったが、「楽天キャッシュ受取」が新たに加わる。「楽天キャッシュ受取」では、楽天会員であれば「現金受取」の場合に必要な口座情報の入力などもなく、不用品の買取成約後すぐに「楽天キャッシュ」で買取代金が付与される。また、「ポイント受取」の場合、「楽天ポイント」として受け取れる買取代金に上限があり、3万円を超える際は、「現金受取」の手続きも必要だったが、「楽天キャッシュ受取」では上限がないため、買取代金を「楽天キャッシュ」として一括で受け取ることができる。
なお、「楽天キャッシュ」は、「楽天カード」からのチャージや、フリマアプリである楽天「ラクマ」の売上金の受け取り、「楽天銀行」の口座から手数料無料でチャージして使えるオンライン電子マネーとなる。
なお、楽天では、同サービスの開始を記念して、7月8日から「楽天キャッシュ受取で上乗せポイント+4倍!キャンペーン」を実施。買取代金を「楽天キャッシュ受取」に設定したユーザーは、成約後の買取代金に応じて受け取ることができる「楽天ポイント」(買取代金に対して通常ポイント1%分付与)に加えて、さらに4%分が付与されるため、合計で5%分を獲得することがで可能だ。