2020年7月30日18:03
Okageは、同社が提供するOkageシリーズが、ぴあが横浜みなとみらいに開業する音楽アリーナ「ぴあアリーナMM」内のすべての飲食提供エリアで採用されたと発表した。
「ぴあアリーナMM」では、3形態の飲食サービスが提供される。館内1階、2階、3階のホワイエには売店「FOODIES STAND(フーディーズスタンド)」が設置される。また、館内3階には、当日の公演チケットを持つ人を対象に、収容1万人規模の国内施設としては初となる有料のホスピタリティラウンジ「CLUB 38(クラブサーティーエイト)」が常設される。また、2階のペデストリアンデッキ上には、公演のない日も営業し一般の人も利用できる「ALL DAY CAFE & DINING The Blue Bell(オールデイカフェアンドダイニング ザ・ブルーベル)」がオープンしている。
1階、2階、3階の売店「FOODIES STAND」には、キャッシュレス決済が可能な同社提供の「Okageセルフレジ」が合計24台導入され、うち5台は現金支払いも可能となる。また、利用者がメニューなどを閲覧できるデジタルサイネージ「Okage Cast」と、注文後、利用者が引換番号のステータスを確認できる「呼び出しモニター」が採用された。キャッシュレス対応セルフレジを最大10台、並列設置することにより、コンサートの開演時刻までの限られた時間の混雑緩和を実現するとしている。
なお、今回の導入では同社のセルフレジと、ジェイエムエスが提供する「おてがるPay」、およびTISが提供するPAYCIERGE(ペイシェルジュ)の「加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス」との連携によるキャッシュレス決済が実現した。
おてがるPayとの連携では、クレジットカード決済をはじめ、交通系ICカード・iD・QUICPayなどの電子マネー、銀聯カードが利用可能になる。また、PAYCIERGEとの連携では、セルフレジの注文画面上で、PayPay、au PAYなどのQRコードでの支払いが可能だ。
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ペイメントナビ編集部
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