2010年12月6日9:00
レピカは、iPhoneをきっかけとした今後のスマートフォンの急速な拡大や大容量のデータ通信速度向上、その機能性の高さ鑑み、スマートフォンを中心にAR(拡張現実)サービスを展開する新会社「アララ株式会社」を設立し、ARアプリケーション「ARAPPLI(アラプリ)」の提供を開始すると発表した。
同社では12月14日に、「ARAPPLI」による新サービス発表、ARの最新情報やすでに同分野で活躍するメンバーを集めたパネルディスカッション(参加無料・定員100名)を開催する(予約ページ)。
レピカでは、これまで日本国内の小売業や飲食店などの店舗で発行されるギフトカードの利用促進のためさまざまなサービスを手がけてきた。今後は、ギフトカード上で、スマートフォンを使ったARの技術や表現力を活用することで、特別なメッセージを伝える新しいツールとして利用することが可能となる。またその技術と表現力を応用することで企業や店舗などの広告やセールスプロモーション、人気キャラクターなど付加価値の高いノベルティとしても活用できるという。
アララは、AR技術の専門分野、3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)の表現力やコミュニケーション企画力の専門分野など、それぞれの得意分野とするコンソーシアムメンバーでARアプリケーション「ARAPPLI」を開発することで、今後ARを活用したさまざまなサービスを実現していく企業を目指す。