2020年9月15日7:00
LINE Payは、マルチペイメント決済ゲートウェイシステムを開発するネットスターズと、「LINE Pay」の決済機能を搭載した「LINEミニアプリ」を簡単に導入できる支援サービス「StarPay-mini for LINEミニアプリ」の提供・販売において協業すると発表した。
これまで両社は、2017年10月の「LINE Pay」の決済加盟店拡大・管理業務に関する提携や、2018年4月のLINEとネットスターズ間での資本業務提携を通じて連携し、協業体制を築いてきた。今回、ネットスターズが提供するミニアプリ導入支援サービス「StarPay-mini」が、LINEが提供する「LINEミニアプリ」に対応し、「LINE Pay」の決済機能を搭載したミニアプリを導入できる支援サービス「StarPay-mini for LINEミニアプリ」として、国内企業向けに販売・サービス提供を開始する。
ミニアプリは、国内外で注目されている、企業と消費者をつなぐ新しいデジタルサービスだ。「LINE」などのスーパーアプリ上にサービスを設置するため、企業にとっては、新規にスマートフォン用アプリを制作するよりも容易であることがメリットとなる。「StarPay-mini for LINEミニアプリ」は、ミニアプリに求められる機能をブロックのように定型化・組み合わせ、迅速な開発をサポートするネットスターズのサービス「StarPay-mini」に、「LINE Pay」の決済機能を備えてセミフォーマット化し、よりスピーディーな開発を可能にするとしている。
なお、LINE Payは、2013年より「LINE@」(現「LINE公式アカウント」)の販売・運営をしてきた実績やノウハウを保持しており、同提携を機に、これまで提供してきた「LINE公式アカウント」、「LINE Pay」に加え、「LINEミニアプリ」も組み合わせて、販促と決済、CRMを横断的にカバーするサービススキームを加盟店や企業に提案可能になるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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