2020年10月22日6:40
全日本空輸(ANA)とJR九州は、MaaS分野におけるより利便性の高いサービス提供に向け、「ANA 空港アクセスナビ」と「JR九州インターネット列車予約」の連携を2020年10月21日より開始すると発表した。
これまで別々に予約をする必要のあった2つのサービスをシステム連携することで、シームレスに航空券予約から、新幹線や特急列車の予約・決済まで可能となるそうだ。例えば、東京から久留米までの移動の場合、福岡空港までの航空便利用と博多から久留米までの新幹線チケット購入が、最適な経路検索に基づき、シームレスに予約・決済できるという。
ANAとJR九州は、2019年より、国内外へ九州の魅力の発信や、訪日外国人向け鉄道周遊きっぷの機内販売など、情報発信と訪日外国人誘客などを重点的に取り組んできた。また、宮交ホールディングスなどと共に「宮崎県におけるMaaS実証実験」も11月よりスタート予定で進めている。