2012年5月25日17:50
凸版印刷とサイバーエージェンは、「リアルいいね!」プロモーションに関する協業に続き、凸版印刷が開発したプロモーションシステム「LinkPlace(リンクプレイス)」の新機能を活用したO2O(Online to Offline)プロモーションの提供を2012年5月下旬より開始したと発表した。
今回、凸版印刷はLinkPlaceに対し、Facebook上でのプレゼント抽選や投票ランキング表示などのゲーミフィケーション要素を加えた新たな機能のほか、クーポン表示や画像投稿などさまざまな機能を追加。さらに、対応するソーシャルメディアをFacebookに加え、TwitterやAmebaなどの他のソーシャルメディアにも拡大した。
LinkPlaceは、ICタグ内蔵のリストバンドをNFC搭載スマートデバイスにタッチすることで「リアルの場」と「ネットの場」を繋ぎ、O2Oプロモーションを実現するシステムである。LinkPlaceを活用し、ICタグ内蔵のリストバンドをNFC搭載スマートデバイスにタッチすると、Facebook上に“いいね!”が送信される「リアルいいね!」プロモーションを、両社は共同で販売している。
今回追加された新機能である、Facebook上での投票ランキング表示機能やプレゼント抽選機能、スタンプラリー機能などは、ゲーム性を付加することでプロモーションの参加率や、口コミなどの伝播効果を向上させる。また、写真投稿機能やクーポン表示機能、プレミアムコンテンツ配信機能などは、ソーシャルメディアと組み合わせることで参加型のインセンティブとなり、口コミの誘発や伝播効果を高めるという。これにより、企業の展示会場や商業施設での集客力と訴求力の向上を実現する。
また、6月8日にサイバーエージェントが開催するブロガーイベント「AmebaGG Premium Beauty Studio」(ウエスティンホテル東京)に、「LinkPlace」の「リアルいいね!」および新機能「スタンプラリー」を導入し、イベントに協賛したブースおよび開催されるセミナーの情報が、参加者からソーシャルメディア上にオンタイムで発信される。これにより、ブログでの情報発信に加え、オンタイムでのソーシャルメディア拡散が強化され、今までのクローズドイベントよりも高い情報の共有・伝播を実現する。また、同イベントではスタンプラリーでのゲーミフィケーション要素を盛り込み、イベント中のブースやセミナーへの参加意欲を向上させるという。