2012年7月12日19:01
時間貸駐車場「タイムズ」を運営するタイムズ24は、同社が提供する交通ICパーク&ライドサービスの利用者が2012年7月10日にのべ利用件数100万件を突破したと発表した。
タイムズ24は、中心市街地の渋滞緩和やCO2の排出量削減による、環境改善を目的として、2008年4月より「交通ICパーク&ライドサービス」を開始した。現在では、22の鉄道会社と連携し、全国110件の駐車場で展開しており、1日約1、200件の利用がある。
従来のパーク&ライドサービスでは、切符を見せる・パーク&ライド用の駐車券を使うなどの手順を必要としていたが、同サービスは各鉄道会社が提供する交通ICカードに記録された降車情報とタイムズ駐車場の精算機システムを連動させることで自動的に駐車料金が優待される。煩雑な手順が不要なため、クルマから鉄道へのスムーズな乗り継ぎを実現しており、サービスの手軽さから多くの人が利用しているそうだ。また、同サービスが普及した背景には、連携する鉄道会社が増え、優待を受けられるタイムズ駐車場が増加したことにあるという。