2012年8月3日13:32
ミクシィとロイヤリティ マーケティング(LM)は、ミクシィのSNS「mixi」、LMの共通ポイントサービス「Ponta」連携によるO2Oマーケティングを実施すると発表した。
ミクシィは、ユーザー数2,711 万人、月間ログインユーザー数1,512万人のmixiを提供しており、スマートフォンからmixiを利用するユーザーは2012年3月現在705万人となっている。また、mixiをはじめとした各種ソーシャルサービスを活用したソーシャルグラフマーケティングにおいて、参加者数が100万人を超える規模の企画を継続的に行ってきた。例えば、O2O マーケティング分野で実施したクーポンのプレゼントキャンペーンでは、企画参加者140万人のうち30%にあたる約42 万人がクーポンを引き替えに店頭を訪れるという結果になったという。ミクシィでは、これらmixiのスマートフォンにおけるリーチ力とソーシャルグラフマーケティングの知見・経験を活かして、O2Oマーケティングのソリューション開発などに積極的に取り組んでいる。
一方、LMは会員数約4,650万人を有する共通ポイントサービス「Ponta」を運営しており、現時点では提携社数52社、提携店舗数約1万9,000店舗に達している。また、会員がサービスを利用している指標である「取引件数」についても、2012年7月実績で前年比34%増の1日あたり平均510万件まで急速に増加しており、小売業を中心とする提携社との強力なネットワークを拡大している。
mixi、Ponta連携によるO2O マーケティング施策の第1 弾として、8月3日から、ミクシィが正式に開始するシーズン企画「mixi SUMMER ALBUM 2012」において、Ponta提携店舗のクーポンが当たるキャンペーンを実施する。
mixi SUMMER ALBUM 2012は、1 日平均100万枚の写真が毎日投稿されているmixiのフォト機能を用いて、ユーザーがmixiに投稿した写真を利用し“夏の思い出”を、友人と一緒に楽しむことができる企画となる。今回、mixiユーザーが、同企画に参加登録し写真を投稿すると、“ラッキーチャンス”として抽選でPontaの提携店舗で利用可能なクーポンが当たるという。また、ユーザーが任意にPontaID を登録すると、『Ponta チャンス』として、もれなく「Pontaオリジナルフレーム」が受け取れ、先着でPontaポイントが獲得でき、抽選でプレミアムなクーポンが当たるという。
今後、ミクシィとLM は、O2O マーケティング本格化に向けて、mixiのスマートフォンにおけるリーチ力と、これまで培ってきたソーシャルグラフマーケティングの知見を活かし、Ponta提携社・店舗に対して共同でソリューションを提供していく。それによりオンラインとオフライン領域でのマーケティング施策の強化を行い、ユーザーの活性化を図る。
また、LMは2,711万人のmixi ユーザーに対して、Pontaならではのお得情報・特典を提供するという。ハロウィンやXmasなど季節に合わせて実施するmixiのシーズン企画とPontaのコラボレーションをはじめ、SNS上でPontaのお得情報やポイントを入手することができる仕組みを提供していく。