2012年9月14日18:01
アパレル業界への人材サービス事業を展開するシーエーセールススタッフ(CASS)と、共通ポイントサービス「T ポイント」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は業務提携契約を締結し、CASSのスタッフに対する福利厚生制度へTポイントプログラムを導入すると発表した。
リーマンショックや震災の影響による消費者の買い控えが一巡し、またファッションに対する消費者ニーズも年々と多様化する中、アパレル業界では高い販売スキルを有した人材不足が常態化しているという。このような環境のもと、CASSは優良な人材を確保するとともに、既存スタッフへのさらなるモチベーション向上や就業率を高めることを目的に、戦略的な人材マネジメントの一環として福利厚生制度へのTポイントプログラム導入を決定した。一方CCCは、2011年、人材派遣業を展開する2 社へ福利厚生制度へのTポイントプログラム提供を行っており、また2012年4 月にTポイントを福利厚生に活用するアウトソーシングサービス「T ベネフィット」の提供を開始した。
今回の業務提携の内容として、CASS は、既存スタッフに対する在籍期間等に応じたTポイントの提供、およびCASS で面接を受けた応募者へのTポイント提供を行う。なおTカードユーザー以外のスタッフや応募者へは、CASSオリジナルのTカードを配布する。
CASSでは、2012年10月1 日から面接応募者へのTポイント提供開始。2013 年初旬に既存スタッフに対する在籍期間等に応じたTポイント提供をスタートする。
2012年7月末現在、共通ポイントサービス「Tポイント」は、4,137万人(直近一年間にTカードを利用しているアクティブ会員、かつ複数枚所有する人は一人として数えたユニーク会員)が保有している。また、Tポイント提携企業は、89企業約4万8,498店舗となっている。