2012年11月5日19:56
ANAは、2013年1月から、ANAグループ便を数多く利用しているプレミアムメンバー向けのプログラムを中心に、ANAマイレージクラブのサービスを順次リニューアルしていくと発表した。
今回のリニューアルでは、アジア路線プレミアムポイントの積算率アップをはじめ、2014年度以降は日本の航空会社で唯一のサービス提供となるアップグレードポイントの基準変更や、ANAゴールドカード・ANAカードプレミアム保有者に対する積算率のアップなどを実施する。
具体的には、プレミアムメンバー資格の到達基準を改定し、アジア路線(台湾・ソウルを含む)のプレミアムポイント倍率を1.5倍にアップさせる。また、プラチナサービス、ブロンズサービスへの到達基準に、新たにANAグループ便利用分のポイント数を反映させる。到達基準のポイント数は従来通りだが、新たにそれぞれの到達基準の半分以上をANAグループ利用便によるポイントとする条件を設定するという。
さらに、2013年4月1日から、座席クラスを基本とした従来の積算率を見直し、購入時の各種条件(予約クラス)を加味した、より弾力性のある積算率に変更する。例えば、ビジネスクラスの積算率は、これまで一律125%だったが、各種条件に予約クラスに準じて、普通運賃は150%、ビジ割運賃は125%、パッケージツアー用運賃は70%となる。
さらに、2014年4月1日からは、ANAゴールドカード・ANAカードプレミアムを保有している会員が、より多くのボーナスマイルを獲得できるように搭乗ボーナスマイルの積算率を変更する。各ステイタスとも、初年度と2年目(連続)以降の積算率に差を設けるとともに、ANAゴールドカード・ANAプレミアムカードホルダーについては、積算率を5%アップさせる。さらにアップグレードポイントの付与条件をANAグループ運航便の利用実績に応じて付与する新しい基準に改定するという。